ウケる技術

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Facebookとかtwitterとか他人と繋がるツールが注目を浴びている昨今。せっかくなのでいろんな人と繋がりたい、と考えた時にどうすればいいか。
もちろん自分がフォローしていくのが一番だけど、ただフォローしていっても「なんだコイツ」となってフォロー返ししてもらえなかったり、思ったようにはフォロワーが増えません。
「ウケる技術」は「ウケる」ことによって相手に「コイツは面白い奴だな」と思わせるためのテクニックが書かれた本です。
巷にある話し方の本では

  • アンテナを高く保とう
  • 話題を収集しよう
  • 意外性のある発言で笑わせよう

なんて感じの記述が多くて、言っていることはごもっともなんだけど、読んだからといって面白い人間になれるわけでは無い、という悲しい事実に突き当たることになります
「ウケる技術」では具体的にウケるための方法論が書かれており、「6つの戦略」と「38のテクニック」という形でウケる技術をツールとして読者に提供しています。戦略とはどういう姿勢でことに当たるべきか、という姿勢を指し、例えば「戦略1:ガイジン化」という項では、テンションをガイジンのように高め、初対面で笑わせる方法について書かれています。「ガイジン化」とは

  1. 声が張っていること
  2. リアクションが大げさで明快であること
  3. 表情が過剰に豊かであること

であり、自分のテンションに相手を巻き込むことにより、短い時間で打ち解けるという戦略です。

テクニックというのは戦略を実行する際の技術であり、たとえばガイジン化なら

  • 建前: 思ってもいないことをオーバーに言う
  • カミングアウト:自分の恥ずかしい部分を告白する。卑屈にならず明るく切り返せるように
  • 前置き:相手が気分を害する可能性があるセリフを言う場合にはあらかじめ言い訳をする

のようにガイジン化した後にどういう手段を使ってウケを取るかという技術が
書かれています。

では「ウケる技術」を使えば実際にウケる人間になれるのか、ですが、この本では相手を自分のペースに巻き込んで笑わせる技術が書かれています。逆に言うと相手のペースを崩し、話の腰を折り、ウケを狙うための方法論です。

初対面の相手に自分を印象づけたり、相手の緊張を崩したり、頑なになってしまった人と話をするにはとても有用な技術です。反面じっくり話したい時、お互いを理解しあいたい時などに使うべき技術ではないですね。
しかし相手の緊張を崩したり、初対面で自分を印象づける、という技術は日常生活においても非常に役に立つと思います。

というわけで買っておいて損はない良書と思います

久々日記

というわけで久し振りの日記です
今まで何をしていたかというとPS3
戦場のヴァルキリアやってリトルビッグプラネットやって428やってようやくPS3マイブームが一段落
とかいってテイルズとか買ってしまいそうな気もするけど
たぶんFF13までは落ち着くはず
せっかくなので上3つの評価をしてみましょーか
戦場のヴァルキリア セーブ&ロードの重さがネック。シナリオは評判よりも面白い。後半はアリシア無双
リトルビッグプラネット オンライン協力プレイが楽しい。クリアまで短かいのが難点
428 シナリオは面白い。後半は似たような刑事ドラマがメインなのが。。でも面白い
しかしゲームは恐ろしいね。十時間なんてあっという間に吹き飛ぶという
十時間てハードカバーで五冊、新書で十冊、ラノべで二十冊、漫画で五十冊ですよ。絶対そんな集中力続かんけど
というわけでゲーム廃人な昨今でした